長いことご無沙汰しています。唐突ですが、気になっていた映画「カムイのうた」を先日やっと見ることができたので
その感想を以下に3点簡単に紹介したいと思います。
①私の最大の関心事は、文字を持たないアイヌ語についてでした。どういうことだろう?
物事を考えるのに私たちは普通、文字を頭に描いています。会話をする時でも無意識のうちに文字を連想しています。
私は、長いことずっと文字がないことのイメージさえ抱くことができませんでした。
それが、映画の中で、夜、人びとが焚火を囲んで口頭により伝承してきた叙事詩=ユーカラを聞くに及んでやっと少しだけ
イメージが湧いたと思えたのです。大きな成果でした。つまり、
音をローマ字に変換してその後、音の意味を日本語へ翻訳したというプロセスがわかったことでした。
②この映画は、差別のない世界を目指すための作品(パンフレット記載) であると説明されていました。アイヌ民族に対する差別の
過酷さも描かれていましたが、根源はどれも同じで多様性を認めないという原点を改めて確信できたことでした。
③金田一京助の励ましのもとで、19歳で亡くなった知里幸恵さんの「アイヌ神謡集ーの序文」は、100年前に書かれたものですが
100年経っても色褪せないことでした。念の為に写真もご覧ください。
その感想を以下に3点簡単に紹介したいと思います。
①私の最大の関心事は、文字を持たないアイヌ語についてでした。どういうことだろう?
物事を考えるのに私たちは普通、文字を頭に描いています。会話をする時でも無意識のうちに文字を連想しています。
私は、長いことずっと文字がないことのイメージさえ抱くことができませんでした。
それが、映画の中で、夜、人びとが焚火を囲んで口頭により伝承してきた叙事詩=ユーカラを聞くに及んでやっと少しだけ
イメージが湧いたと思えたのです。大きな成果でした。つまり、
音をローマ字に変換してその後、音の意味を日本語へ翻訳したというプロセスがわかったこと
②この映画は、差別のない世界を目指すための作品(パンフレット記載) であると説明されていました。アイヌ民族に対する差別の
過酷さも描かれていましたが、根源はどれも同じで多様性を認めないという原点を改めて確信できたことでした。
③金田一京助の励ましのもとで、19歳で亡くなった知里幸恵さんの「アイヌ神謡集ーの序文」
100年経っても色褪せないこと


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